MiniTool Partition Wizard 無料版でパーティションを編集する
パーティション管理ソフト「MiniTool Partition Wizard 無料版」を使ってパーティションを編集する方法です。
Windows標準の「ディスクの管理」よりも、グラフィカルで直感的に、より詳細な操作が出来ます。
無料版では、基本的なパーティション操作が行えます。商用利用は不可です。
有料版では、より高度な操作や、商用利用が可能となります。
MiniTool Partition Wizardを使えば、比較的安全にパーティション操作が行えますが、絶対に消えては困るデータがある場合は、事前にそのバックアップを取ってから作業すると良いかと思います。
各種操作は左の欄から実行出来るものもありますが、今回は右の欄からの操作で解説します。
今回はバージョン「12.6」での解説です。
パーティションとは
「パーティション」とは、HDD、SSD、USBメモリ等の記憶装置、記憶媒体内に作成された、データの領域、区画の事です。
例えば、
「1TB」(およそ1000GB)のHDDに、
「500GB」のパーティション(Cドライブ)と、
残りの領域のパーティション(Dドライブ)を作成して、
領域を分けたりします。
又、ディスク(HDD、SSD、SDカード、等)にはパーティション形式(パーティションスタイル)があり、旧来のMBR形式で作成出来るパーティションの最大サイズは2TBまでですので、それより大きい容量のディスクをお使いで、2TBより大きなパーティションを作成したい場合は、GPT形式のディスクにすると良いかと思います。(既にそうなっている場合が多いかも知れません。)
ダウンロード
以下のページを開き、ダウンロードリンクをクリックし、ファイルをダウンロード(保存)します。
MiniTool Partition Wizard 無料版 公式ページ
https://www.partitionwizard.jp/free-partition-manager.html
インストール
ダウンロードしたファイルを実行します。
今回の対象ソフトは「MiniTool Partition Wizard 無料版」ですので、「デモ版」(体験版)ではなく、「無料版」をインストールするようにインストール処理を進めます。
デモ版や体験版は、操作性を確認する為のものですので、インストールしても構いませんが、実際に使う為には、有料のライセンスを購入する必要があります。
その他のチェック項目は任意です。
インストール先のフォルダは、特に理由が無い限り初期設定のままで良いかと思います。
画面の指示に従ってインストールを完了させます。
起動
デスクトップに作成されたMiniTool Partition Wizardのアイコンを実行すると起動出来ます。
又、デスクトップの左下や下部にあるWindowsロゴのスタートボタンをクリックし、出たソフトの一覧からMiniTool Partition Wizardを探してクリックしても起動出来ます。
又、MiniTool Partition Wizardの初回起動時に、WEBページや、その他の小窓等が表示された場合は、内容を確認し、必要無ければ閉じてください。
基本操作
基本的な使い方の解説です。
ドライブ文字について
「ドライブ文字」(ドライブレター)とは、「PC」画面等で、ドライブ(パーティション)の名前の末尾に付いている「(C:)」のような部分のアルファベットの事です。
「~ (C:)」なら、「Cドライブ」です。
この文字でドライブを判別します。(この文字は場合によっては変化する事もあります。)
処理前の注意点
処理対象のディスクやパーティションを処理する前に、以下をようなものをよく確認し、絶対に処理対象を間違えないようにしてください。
- ドライブ文字 (「C:」「D:」等)
- 名前 (ラベル、製品のモデル名、等)
- 容量 (「~TB」「~GB」「~MB」等)
基本操作
右の欄の対象ディスクの、対象となるパーティションや未割り当ての領域を右クリックし、行いたい処理をクリックします。
元の画面で、左下の「適用」をクリックします。
(キャンセルしたい場合は「取り消す」をクリックします。)
処理が失敗する場合
Cドライブ等のパーティション編集に失敗する場合は、一度以下の操作を行ってから、再度同じ処理を行ってみてください。
「PC」画面等から、Cドライブを右クリック
↓
「プロパティ」をクリック
↓
「ツール」タブをクリック
↓
「チェック」をクリック
↓
「ドライブのスキャン」をクリック
それでも駄目なら、Windowsの「ディスクの管理」から編集してみると良いかと思います。
右の領域が隠れて見えない場合
複数の処理をまとめて行う
複数の処理の設定を行い、まとめて適用する事も出来ますが、ケースによっては出来ない場合もあるので、一処理ずつ適用していくのが無難かと思います。
複数処理の取り消し
複数の処理の設定を行った場合、メイン画面左下の「取り消す」ボタンを1回クリックすると、1つ前の処理がキャンセルされますので、「取り消す」をクリックした回数分だけ、前の処理をキャンセル出来ます。(適用していない場合)
ディスクの情報の更新
USBメモリ等の記録媒体をPCに挿入すると自動で認識してくれますが、「F5」キーで更新も出来ます。
パーティション新規作成
パーティションの新規作成方法です。
右の欄の対象ディスク内の、「(未割り当て)」の領域を右クリックし、「新規作成」をクリックします。
パーティションに名前を付けたい場合は、「パーティションのラベル」の欄に名前を入力します。
「パーティションタイプ」は、基本的には「プライマリ」で良いですが、旧来のMBR形式のディスクの場合は、4つ目以降のパーティションは「論理」で作成すると良いかと思います。(論理パーティションが無い場合)
「ドライブ文字」は、「ドライブの名前(X:)」の、「X」部分のアルファベットです。
例えば、「Cドライブ」「Dドライブ」等です。
基本的にはそのままで良いですが、ドライブ文字を変更されたくない場合や、環境が変わってもそのドライブ文字にしたい場合は、他のドライブにそのアルファベットを取られないように、後の方のアルファベットにした方が無難です。
「ファイルシステム」は、WindowsのPCの内部ストレージ(HDD、SSD等)の場合は、基本的には「NTFS」にします。
(「ファイルシステム」の詳しい解説はこちらをご覧ください。)
「クラスタサイズ」(アロケーションユニットサイズ)は、ファイルに割り当て可能なディスクスペースの最小論理単位で、筆者は「デフォルト」を選択しますが、それが最適ではない場合もあるという情報もありますので、詳しくは、「クラスタサイズ 最適」等でWEB検索してみてください。
「サイズと場所」の所で、作成するパーティションのサイズを調節したり、場所を移動させたり出来ます。
あとは、元の画面の左下の「適用」をクリックして処理を適用してください。
(キャンセルしたい場合は「取り消す」をクリックします。)
フォーマット
フォーマット方法と、フォーマットに関する解説です。
フォーマットとは
フォーマットとは、「パーティションを、指定したファイルシステムに初期化して、データを書き込める状態にする事」です。
「ファイルシステム」の詳しい解説はこちらをご覧ください。
注意点
フォーマットすると、そのパーティションのデータは消えますので、ご注意ください。
(厳密には、復元出来る場合もあります。)
フォーマット方法
右の欄の、処理対象のドライブの、処理対象のパーティションを右クリックし、「フォーマット」をクリックします。
パーティションに名前を付けたい場合は、「パーティションのラベル」の欄に名前を入力してください。不要なら空欄で良いです。
フォーマットする「ファイルシステム」を選択します。
「ファイルシステム」は、WindowsのPCの内部ストレージ(HDD、SSD等)の場合は、基本的には「NTFS」にします。
(「ファイルシステム」の詳しい解説はこちらをご覧ください。)
「クラスタサイズ」(アロケーションユニットサイズ)は、ファイルに割り当て可能なディスクスペースの最小論理単位で、筆者は「デフォルト」を選択しますが、それが最適ではない場合もあるという情報もありますので、詳しくは、「クラスタサイズ 最適」等でWEB検索してみてください。
あとは、元の画面の左下の「適用」をクリックして処理を適用してください。
(キャンセルしたい場合は「取り消す」をクリックします。)
フォーマットすると、そのパーティションのデータは消えますので、ご注意ください。
(厳密には、復元出来る場合もあります。)
削除
パーティションの削除方法です。
パーティション削除には危険が伴いますので、自分が作成した覚えがないパーティションでも、極力削除しないようにしてください。
パーティションの構成をよく理解している場合のみ、削除してください。
右の欄の対象ディスクの対象パーティションを右クリックし、「削除」をクリックします。
削除すると、そのパーティションとデータは消えますのでご注意ください。
(厳密には、復元出来る場合もあります。)
あとは、左下の「適用」をクリックして処理を適用してください。
(キャンセルしたい場合は「取り消す」をクリックします。)
移動/サイズ変更
パーティションの移動とサイズ変更方法です。
「exFAT/Ext2/Ext3/Ext4」パーティションのサイズ変更は出来ないようなので、ご注意ください。
右の欄の対象ディスクの対象パーティションを右クリックし、「移動/サイズ変更」をクリックします。
「サイズと場所」のすぐ下の部分で、境界部分をクリックしながら左右に動かしてサイズを調節したり、パーティションを表す黄色っぽい部分をクリックして動かして位置を調節したり出来ます。
あとは、元の画面の左下の「適用」をクリックして処理を適用してください。
(キャンセルしたい場合は「取り消す」をクリックします。)
拡張
パーティションの拡張方法です。
対象パーティションを、隣のパーティションの領域内まで押し広げる感じになります。
右の欄の対象ディスクの対象パーティションを右クリックし、「拡張」をクリックします。
「以下の空き領域から:」の欄で、空き領域を利用するパーティション(容量を取られる側のドライブ)を選択し、下のスライダーのつまみをクリックしながら左右に動かし、利用する容量を決めます。
あとは、元の画面の左下の「適用」をクリックして処理を適用してください。
(キャンセルしたい場合は「取り消す」をクリックします。)
結合
パーティションの結合方法です。
「NTFS」パーティションのみが対象となります。
結合方法
右の欄の対象ディスクの対象パーティション(NTFSパーティション)を右クリックし、「結合」をクリックします。
結合したいパーティションの、メインの方(フォルダ構造を維持する方)を選択し、「次へ」をクリックします。
(ディスクが違う場合は、下の欄でディスクを選択出来ます。)
結合、吸収される側(中身は一番下の欄の名前のフォルダに格納されます。)のパーティションを選択し、「完了」をクリックします。
(一番下の欄のフォルダ名は、既存のフォルダ名と重複しないようにしてください。)
あとは、元の画面の左下の「適用」をクリックして処理を適用してください。
(キャンセルしたい場合は「取り消す」をクリックします。)
実行結果
「結合されたパーティションの内容」というフォルダの中に、もう片方のパーティション内のファイルやフォルダが格納されています。
分割
パーティションの分割方法です。
「NTFS」と「FAT」(FAT、FAT32等)パーティションが対象です。
右の欄の対象ディスクの対象パーティションを右クリックし、「分割」をクリックします。
真ん中にある丸い部分をクリックしながら左右に動かして、サイズを調節して、設定が決まったら、「OK」をクリックします。
(青いゲージの色が濃い部分は、使用領域です。)
あとは、元の画面の左下の「適用」をクリックして処理を適用してください。
(キャンセルしたい場合は「取り消す」をクリックします。)
コピー (パーティション)
パーティションのコピー方法です。
先に、他のパーティションを小さくしたり、不要なパーティションを削除したりして、未割り当て領域を用意しておく必要があります。
(よく分からないパーティションは危険ですので絶対に削除しないでください。)
「コピー元」となる対象ディスクの対象パーティションを右クリックし、「コピー」をクリックします。
下の欄で、「コピー先」となる未割り当て領域を選択し、「次へ」をクリックします。
必要ならサイズや位置を調節し、「完了」をクリックします。
(「パーティションタイプ」は、旧来の「MBR」形式のドライブで、4つ目以降のパーティションの場合で、まだ論理パーティションが1つも無い場合は、「論理」にすると良いかと思います。それ以外は基本的に「プライマリ」で良いかと思います。)
あとは、元の画面の左下の「適用」をクリックして処理を適用してください。
(キャンセルしたい場合は「取り消す」をクリックします。)
ラベル
パーティションのラベル(名前)の設定方法です。
右の欄の対象ディスクの対象パーティションを右クリックし、「ラベル」をクリックします。
「パーティション ラベル」の欄に、付けたいラベル(名前)を入力します。
あとは、元の画面の左下の「適用」をクリックして処理を適用してください。
(キャンセルしたい場合は「取り消す」をクリックします。)
うまく反映されない場合は、Windowsの「PC」画面等を開き、対象ドライブのアイコンを右クリックし、「名前の変更」(又はボタン)から名前を付けると良いかと思います。
アライメント
パーティションのアライメント方法です。
パーティションのアライメントとは、物理セクタとクラスターの開始位置がずれないようにする事です。これによりアクセスの速度を向上させます。
右の欄の対象ディスクの対象パーティションを右クリックし、「アライメント」をクリックします。
「指定されたパーティションは既にアライメントされています。アライメント変更の必要はありません。」と出た場合は、アライメントの必要はありません。
ファイルシステムチェック
パーティションのファイルシステムチェック方法です。
一覧 (ファイル一覧)
パーティション内のファイル一覧を見る方法です。
アクティブに設定
旧来のMBR形式にしてあるディスクで、パーティションをアクティブに設定する方法です。
通常は、アクティブなパーティションを変更する必要はありません。
MBR形式のディスクでは、アクティブに設定されているパーティションから起動されます。
これは、「Windowsがインストールされているパーティション」という意味ではないので、注意してください。
Windowsがインストールされているパーティション(Cドライブ)をアクティブにしても、起動出来ないケースもあります。起動用のデータは別のパーティションに書き込まれている事もある為です。
ただ、Windowsのインストール方法によっては、「Windowsがインストールされているパーティション」と「起動用のパーティション」が同じ場合もあります。
右の欄の対象ディスクの対象パーティションを右クリックし、「アクティブに設定」をクリックします。
警告が出ますので、この意味を理解出来ている場合のみ、「はい」をクリックしてください。
間違ったパーティションをアクティブに設定すると、OSは起動出来なくなります。
あとは、元の画面の左下の「適用」をクリックして処理を適用してください。
(キャンセルしたい場合は「取り消す」をクリックします。)
ドライブ文字の変更
パーティションのドライブ文字の変更方法です。
右の欄の対象ディスクの対象パーティションを右クリックし、「ドライブ文字の変更」をクリックします。
「新しいドライブ文字:」の欄をクリックし、任意のドライブ文字を選択します。
あとは、元の画面の左下の「適用」をクリックして処理を適用してください。
(キャンセルしたい場合は「取り消す」をクリックします。)
FATをNTFSに変換
パーティションのファイルシステムの、FATパーティションを、NTFSパーティションに変換する方法です。
パーティションを論理に設定
MBR形式のディスクのパーティションの、「プライマリ」パーティションを「論理」パーティションに変換します。
右の欄の対象ディスクの対象パーティションを右クリックし、「パーティションを論理に設定」をクリックします。
あとは、元の画面の左下の「適用」をクリックして処理を適用してください。
(キャンセルしたい場合は「取り消す」をクリックします。)
パーティションをプライマリに設定
MBR形式のディスクのパーティションの、「論理」パーティションを「プライマリ」パーティションに変換します。
右の欄の対象ディスクの対象パーティションを右クリックし、「パーティションをプライマリに設定」をクリックします。
あとは、元の画面の左下の「適用」をクリックして処理を適用してください。
(キャンセルしたい場合は「取り消す」をクリックします。)
サーフェステスト (パーティション)
パーティションのサーフェステストの方法です。
サーフェステストとは、不良セクターを検査する事です。データが読みだせなくなっている部分がないかチェックします。
右の欄の対象ディスクの対象パーティションを右クリックし、「サーフェステスト」をクリックします。
パーティション抹消
パーティション抹消方法です。
パーティション内のファイルは、ファイルの削除や、パーティションのフォーマットをした後でも、ファイルが復元出来てしまう場合がありますので、それを防ぐ為には、パーティション内の領域を抹消する必要があります。
パーティション抹消方法
右の欄の対象ディスクの対象パーティションを右クリックし、「パーティション抹消」をクリックします。
抹消方法を選びます。
「DoD 5220.22-M」は米国国防総省準拠方式での抹消方式です。
「DoD 5220.28-STD」も米国国防総省準拠方式ですが、より高度な抹消方式です。
高度な処理は、安全性が高まりますが、その分、時間が掛かります。
抹消するデータの秘匿性や、時間的な余裕を考えて選択すると良いかと思います。
設定が決まったら、「OK」をクリックします。
あとは、元の画面の左下の「適用」をクリックして処理を適用してください。
(キャンセルしたい場合は「取り消す」をクリックします。)
又、抹消したパーティションを再び使う場合は、以下の操作も行ってください。
抹消したパーティションを再び使う場合
パーティション抹消が完了すると、パーティションの情報も抹消されますので、再び使うには、フォーマットする必要があります。
当該のパーティションを右クリックし、「フォーマット」をクリックします。
次に、同じパーティションを右クリックし、「ドライブ文字」をクリックします。
「新しいドライブ文字:」の欄をクリックし、任意のアルファベットを選び、「OK」をクリックします。
あとは、元の画面の左下の「適用」をクリックして処理を適用してください。
(キャンセルしたい場合は「取り消す」をクリックします。)
プロパティ (パーティション)
パーティションのプロパティの確認方法です。
プロパティとは、「特質、特性」等の意味で、それに関する様々な情報のことです。
すべてのパーティションをアライメント
対象ディスクのすべてのパーティションをアライメントする方法です。
パーティションのアライメントとは、物理セクタとクラスターの開始位置がずれないようにする事です。これによりアクセスの速度を向上させます。
MBRディスクに初期化
対象ディスクをMBRディスクに初期化する方法です。
パーティションが無いGPT形式のディスクを、MBR形式に初期化します。
右の欄の対象ディスクを右クリックし、「MBRディスクに初期化」をクリックします。
あとは、左下の「適用」をクリックして処理を適用してください。
(キャンセルしたい場合は「取り消す」をクリックします。)
GPTディスクに初期化
対象ディスクをGPTディスクに初期化する方法です。
パーティションが無いMBR形式のディスクを、GPT形式に初期化します。
右の欄の対象ディスクを右クリックし、「GPTディスクに初期化」をクリックします。
あとは、左下の「適用」をクリックして処理を適用してください。
(キャンセルしたい場合は「取り消す」をクリックします。)
MBR再構築
ディスクのMBR再構築方法です。
MBRとは、MBR形式のディスクで、ストレージの先頭にある、起動に必要なプログラムや情報を記録した小さな領域の事です。
右の欄の対象ディスクを右クリックし、「MBR再構築」をクリックします。
あとは、左下の「適用」をクリックして処理を適用してください。
(キャンセルしたい場合は「取り消す」をクリックします。)
すべてのパーティションを削除
ディスクのすべてのパーティションを削除する方法です。
パーティション情報が消え、ファイルにアクセス出来なくなりますので、対象ディスクの内容部分をよく確認し、絶対にディスクを間違わないようにご注意ください。
(厳密には復元出来る場合もあります。)
右の欄の対象ディスクを右クリックし、「すべてのパーティションを削除」をクリックします。
あとは、元の画面の左下の「適用」をクリックして処理を適用してください。
(キャンセルしたい場合は「取り消す」をクリックします。)
コピー (ディスク)
対象ディスクのコピー方法です。
右の欄から「コピー元」となるディスクを右クリックし、「コピー」をクリックします。
コピー先となるディスクをクリックして選択し、「次へ」をクリックします。
(間違わないようにご注意ください。)
コピー先のディスクのデータが消える事を確認し、「OK」をクリックします。
必要なら、コピーオプションや、コピー先ディスクのパーティションのサイズを変更し、「次へ」をクリックします。
あとは、元の画面の左下の「適用」をクリックして処理を適用してください。
(キャンセルしたい場合は「取り消す」をクリックします。)
サーフェステスト (ディスク)
ディスクのサーフェステストの方法です。
サーフェステストとは、不良セクターを検査する事です。データが読みだせなくなっている部分がないかチェックします。
右の欄の対象ディスクを右クリックし、「サーフェステスト」をクリックします。
ディスク抹消
ディスク抹消方法です。
ディスク内のパーティションやファイルは、それらを削除した後でも復元出来てしまう場合がありますので、それを防ぐ為には、ディスク内の領域を抹消する必要があります。
ディスク抹消方法
この処理を行うと、対象ディスク内の全データは抹消されますので、絶対にディスクを間違わないようご注意ください。
右の欄の対象ディスクを右クリックし、「ディスク抹消」をクリックします。
抹消方法を選びます。
「DoD 5220.22-M」は米国国防総省準拠方式での抹消方式です。
「DoD 5220.28-STD」も米国国防総省準拠方式ですが、より高度な抹消方式です。
高度な処理は、安全性が高まりますが、その分、時間が掛かります。
抹消するデータの秘匿性や、時間的な余裕を考えて選択すると良いかと思います。
設定が決まったら、「OK」をクリックします。
あとは、元の画面の左下の「適用」をクリックして処理を適用してください。
(キャンセルしたい場合は「取り消す」をクリックします。)
又、抹消したパーティションを再び使う場合は、以下の操作も行ってください。
抹消したディスクを再び使う場合
ディスク抹消が完了すると、パーティションの情報も抹消されますので、再び使う場合は、以下の操作を行う必要があります。
(Windowsをインストールするディスクの場合は、最近のWindowsであれば、インストール時に自動でパーティションが作成されますので、未割り当て領域のままにしておいて、そこにWindowsをインストールした方が無難かと思います。)
当該のディスクの、「(未割り当て)」となっている領域を右クリックし、「新規作成」をクリックします。
必要なら、各種設定を変更し、「OK」をクリックします。
(設定がよく分からない場合は、「新規作成」の項をご覧ください。)
あとは、元の画面の左下の「適用」をクリックして処理を適用してください。
(キャンセルしたい場合は「取り消す」をクリックします。)
MBRディスクをGPTに変換
MBRディスクをGPTに変換する方法です。
OSがインストールされたMBR形式のディスクをGPTに変換するのは有料機能です。
右の欄の対象ディスクを右クリックし、「MBRディスクをGPTに変換」をクリックします。
あとは、左下の「適用」をクリックして処理を適用してください。
(キャンセルしたい場合は「取り消す」をクリックします。)
GPTディスクをMBRに変換
GPTディスクをMBRに変換する方法です。
右の欄の対象ディスクを右クリックし、「GPTディスクをMBRに変換」をクリックします。
あとは、左下の「適用」をクリックして処理を適用してください。
(キャンセルしたい場合は「取り消す」をクリックします。)
プロパティ (ディスク)
ディスクのプロパティの確認方法です。
プロパティとは、「特質、特性」等の意味で、それに関する様々な情報のことです。
ディスクベンチマーク
ディスクベンチマークを実行する方法です。
「ドライブを選択:」の欄で調査対象となるドライブを選択し、その他の設定を変更したい場合は変更し、「開始」をクリックします。
ディスク使用状況分析
ディスク使用状況分析を実行する方法です。
「選択:」の欄から対象ドライブを選択すると、分析が開始されます。
(開始されない場合は、「スキャン」をクリックしてください。)
上から、サイズが大きい順にフォルダやファイルが表示されます。
マニュアル
マニュアルの参照方法です。
有料機能
有料機能の一例を紹介します。
有料機能の詳細、最新情報はこちらをご確認ください。
OSをSSD/HDDに移行
ストレージ(SSD/HDD)にインストールされたOSを、別のストレージに移行します。
OS(MBR)ディスクをGPTに変換
OSがインストールされたMBR形式のディスクをGPTに変換します。
ブータブルメディア
MiniTool Partition Wizardを起動出来る、CD、DVD、USBメモリ等を作成します。
クラスタサイズ変更
ファイルに割り当て可能なディスクスペースの最小論理単位である「クラスタサイズ」(アロケーションユニットサイズ)を変更します。
NTFSをFATに変換
NTFSパーティションを、FATパーティションに変換します。
パーティションTypeIDの変更
パーティションのタイプを表すパーティションType IDを変更します。
登録 (ユーザー登録 / ライセンス購入)
ユーザー登録(ライセンス購入)方法です。