Windows10でパスを通す
Windows10でプログラム等のパス（Path）を通す方法です。
パスを通すとは
ファイルやフォルダを開いたり実行したりする場合、パスが通っていないとそれが出来ません。
「パス」（Path）とは、ファイルやフォルダの「場所、アドレス」です。
例えば、「C:\AAA\BBB」等です。
Windowsは、名前のみの指定でファイルやフォルダ等の対象が実行された場合、それがどこにあるのか分かりませんので、事前に登録されたフォルダの中から、それを探して実行します（開きます）。
その探すフォルダは、「Path」という環境変数に記述されています。
新たに、ここも探して欲しいというフォルダを追加する場合は、パスを通す操作を行います。
尚、「C:\AAA\BBB.exe」のように、フルパス（場所付きの名前）で実行する場合は、今回の操作でパスを通す必要はありません。
パスを通す方法
Windowsロゴのキーを押しながら「R」キーを押します。
出た小窓に「control」と半角で入力し、Enterキーを押します。
右上にある「表示方法」の項目をクリックし、「カテゴリ」に変更します。
（既になっていればそのままで結構です。）
「ユーザーアカウント」をクリックします。
右の欄で、「ユーザーアカウント」をクリックします。
左の欄で、「環境変数の変更」をクリックします。
上の「～ のユーザー環境変数」欄内の「Path」をダブルクリックします。
「新規」をクリックします。
追加したいフォルダの場所（パス）を入力し、Enterキーを押します。
「C:\xxx\xxx」形式で、プログラム等が入ったフォルダのパスを記述します。
「C:」ドライブ内の、「AAA」フォルダ内の、「BBB」フォルダであれば、
半角の「\」区切りで、「C:\AAA\BBB」と記述します。
手打ちしても良いですが、最近のWindowsであれば、パスを取得したいフォルダを「Shift」キーを押しながら右クリックし、「パスのコピー」や「パスとしてコピー」をクリックしても取得出来ますので、あとは、そのパスを記述したい場所を一度クリックし、「Ctrl」キーを押しながら「V」キーを押すと、そのクリックした場所にパスが挿入されます。
「OK」をクリックします。
「OK」をクリックします。
登録したパスを削除したくなった場合は、上記の「新規」をクリックした場面で、削除対象となるパスをクリックして選択した後に、「削除」をクリックして、同様に処理を進めてください。