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プロセスの終了が出来ない場合のコマンド

通常、Windowsでは「taskkill」等のコマンドを使ってプロセスを終了します。

taskkill /im "notepad.exe" /f」のような感じです。

/f」は強制終了するオプションです。無ければ通常の終了となります。

しかし、taskkillコマンドでも終了させられないプロセスもあります。

そういう場合の対処法です。

「PsKill」コマンドを使う

こちらの「PsKill」のダウンロードページを開きます。

ダウンロードリンクをクリックします。

対象のファイルを保存します。

保存したファイルを展開(解凍)し、出来たフォルダを開きます。

出来たフォルダ内にある「pskill」(.exe)ファイルがPsKillのプログラム本体ですので、これをパスが通ったフォルダに置くか、よく分からなければ、Cドライブ直下の「Windows」フォルダ内にコピーしてください。

これでpskillコマンドが使用可能となり、コマンドプロンプトやバッチファイル等から使用出来ます。

初回実行時はライセンス契約の同意画面が出るので、「Agree」(同意する)をクリックすると実行されます。

プロセスを強制終了させるには、以下のように「プロセス名」か「プロセスID」を指定して実行します。「"」は不要な場合もあります。

pskill "aaa.exe"

pskill "aaa"

pskill "1234"

プロセスツリーを強制終了させるには、「-t」オプションを付けて、以下のように実行します。

pskill -t "aaa.exe"

以下は公式の使い方です。 [ ] 内は必要なら付ける事を表しています。

使用法

pskill [-t] [\\コンピューター名 [-u ユーザー名 [-p パスワード]]] <プロセスID か プロセス名>

 -t  プロセスとその子孫プロセスを強制終了します。

 -u  リモートコンピューターにログインするためのオプションのユーザー名を指定します。

 -p  ユーザー名のオプションのパスワードを指定します。これを省略すると、非表示のパスワードを入力するよう求められます。

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原文

PsKill v1.16 - Terminates processes on local or remote systems
Copyright (C) 1999-2016  Mark Russinovich
Sysinternals - www.sysinternals.com

Usage: pskill [-t] [\\computer [-u username [-p password]]] <process ID | name>

 -t  Kill the process and its descendants.

 -u  Specifies optional user name for login to remote computer.

 -p  Specifies optional password for user name. If you omit this you will be prompted to enter a hidden password.

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