PC-More

パソコンの基本操作や使い方、便利化、カスタマイズ方法、フリーソフト等の紹介。

Windowsでのソフトウェアの設定やデータの保存場所

以下は、Windowsにおける一般的なソフトウェアの設定やデータの保存場所を開く方法です。

その開いた場所の配下に、そのソフトの、ソフト名会社名作者名等の名前のフォルダやレジストリキーにデータが保存されていることが多いです。

一般的な保存場所順に紹介して行きます。

古いWindowsでは対応していない箇所もあります。

「Roaming」フォルダ

Windowsロゴのキーを押しながら、「R」キーを押します。

出た小窓に「%AppData%」と半角で入力し、Enterキーを押します。

開いたフォルダ内に、当該ソフトのソフト名会社名作者名等の名前のフォルダにデータが保存されていることが多いです。

Cドライブから辿る場合

「C:」ドライブ

「ユーザー」(Users)フォルダ

当該ユーザーのフォルダ

「AppData」フォルダ(隠しフォルダ)

「Roaming」

パス(場所、アドレス)

C:\Users\(当該ユーザーのフォルダ)\AppData\Roaming

「Local」フォルダ

Windowsロゴのキーを押しながら、「R」キーを押します。

出た小窓に「%LocalAppData%」と半角で入力し、Enterキーを押します。

開いたフォルダ内に、当該ソフトのソフト名会社名作者名等の名前のフォルダにデータが保存されていることが多いです。

(※古いWindowsでこの方法は使えません。又、このフォルダにはデータではなく一時ファイルが保存されることもありますのでご注意ください。「データフォルダだと思ったら一時フォルダだった」ということもあり得るということです。)

Cドライブから辿る場合

「C:」ドライブ

「ユーザー」(Users)フォルダ

当該ユーザーのフォルダ

「AppData」フォルダ(隠しフォルダ)

「Local」

パス(場所、アドレス)

C:\Users\(当該ユーザーのフォルダ)\AppData\Local

レジストリ 「HKEY_CURRENT_USER」

Windowsロゴのキーを押しながら、「R」キーを押します。

出た小窓に「regedit」と打ち込み、Enterキーを押します。

レジストリエディタ(Windowsの設定ファイルを編集するソフト)が起動します。

HKEY_CURRENT_USER」→「Software」の順にフォルダのアイコン(レジストリキー)をダブルクリックして開きます。

そのレジストリキー配下にある、当該ソフトのソフト名会社名作者名等の名前のレジストリキーにデータが保存されていることが多いです。

レジストリのエクスポート(バックアップ)の方法

レジストリエディタの左の欄で、取り出したいデータが入ったレジストリキーを右クリックして「エクスポート」をクリックし、任意のファイル名を入力し、任意の保存場所を選び、「保存」をクリックすると、REGファイルとして保存出来ます。

そのレジストリデータを取り込みたい場合は、取り込みたいパソコンで、取り込みたいユーザーでサインインし、当該REGファイルを実行して、取り込みの確認のボタンを押すだけです。

レジストリの削除方法

レジストリエディタの左の欄で、削除したいレジストリキーを右クリックして「削除」をクリックします。

※レジストリの編集には危険が伴いますので、ご注意ください。

iniファイル

そのソフトと同じ場所にある、iniファイルに設定が保存される場合があります。

iniファイルとは、拡張子(ファイル名末尾の「.」より後の部分)が、「ini」のファイルの事です。(「〜.ini」)

ただし、拡張子は、拡張子を表示する設定になっていないと見えません。

iniファイルを利用するソフトは、古いソフトZip版のソフトポータブル版のソフト等に多いです。

ソフトと同じ場所

ソフトと同じ場所にあるフォルダやファイルに設定が保存される場合があります。

「Setting」や「Config」というワードを含むフォルダやファイルがそれである可能性が高いです。

よくある拡張子は、「ini」「xml」「configl」「setting」「settings」等です。

又、上記以外の場合もあります。

レジストリ 「HKEY_LOCAL_MACHINE」

Windowsロゴのキーを押しながら、「R」キーを押します。

出た小窓に「regedit」と打ち込み、Enterキーを押します。

レジストリエディタが起動します。

出た画面で、「HKEY_LOCAL_MACHINE」→「Software」の順にフォルダのアイコンをダブルクリックして開きます。

そのレジストリキー配下にある、当該ソフトのソフト名会社名作者名等の名前のレジストリキーにデータが保存されていることが多いです。

「VirtualStore」 フォルダ

Windowsロゴのキーを押しながら、「R」キーを押します。

出た小窓に「%LocalAppData%\VirtualStore」と半角で入力し、Enterキーを押します。

出たフォルダの「Program Files」フォルダ内を参照してください。

(※古いWindowsでこの方法は使えません。)

レジストリ 「VirtualStore」

Windowsロゴのキーを押しながら、「R」キーを押します。

出た小窓に「regedit」と打ち込み、Enterキーを押します。

レジストリエディタが起動します。

以下の順に、フォルダのアイコンをダブルクリックして開きます。

  HKEY_CURRENT_USER
    SOFTWARE
      Classes
        VirtualStore
          MACHINE
            SOFTWARE

1行のパスで書くと「HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Classes\VirtualStore\MACHINE\SOFTWARE」です。

(※「HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE」に書き込めない場合にこちらに保存されます。)

ドキュメントフォルダ

スタートメニュー等からドキュメントフォルダを開くか、以下の方法で開きます。

Windowsロゴのキーを押しながら、「R」キーを押します。

出た小窓に「%USERPROFILE%\Documents」と半角で入力し、Enterキーを押します。

(※ここにデータが保存される事は稀です。又、古いWindowsでこの方法は使えません。)

「LocalLow」 フォルダ

Windowsロゴのキーを押しながら、「R」キーを押します。

出た小窓に「%USERPROFILE%\AppData\LocalLow」と半角で入力し、Enterキーを押します。

(※ここにデータが保存される事は稀です。又、古いWindowsでこの方法は使えません。)

「ProgramData」 フォルダ

Windowsロゴのキーを押しながら、「R」キーを押します。

出た小窓に「%ProgramData%」と半角で入力し、Enterキーを押します。

(※ここにデータが保存される事は稀です。)