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パソコンの基本操作や使い方、便利化、カスタマイズ方法、フリーソフト等の紹介。

Windowsでホットキーでウィンドウを左右に整列して並べる

Windowsでホットキーでウィンドウをディスプレイの左右に整列して並べる方法です。

ホットキーでアクティブウィンドウ(選択しているウィンドウ)を左右のどちらかに配置するという事です。

ウィンドウを操作するフリーソフト、「Kaciy Window Operation」を利用した方法です。

Windowsのバージョンによっては、Windows標準の機能で同様の事が出来る場合もありますが、その機能ですと個人的にはやや使い辛かったので、このソフトを使う方法がお勧めです。

Windows11、Windows10で動作を確認しています。その他のバージョンでは未確認です。

以下は公式からの引用です。(2022年7月現在)

「.Net Framework 4.8.0」が動作するバージョンの「.Net Framework」が必要です。
Windows 10は最新に更新していれば動作するバージョンが入っています。
動作するバージョンが入っていない場合は動作するバージョンをインストールしてください。

マウス操作でウインドウをスナップ(素早く整列)したい場合

AquaSnap」というソフトがお勧めです。

使い方は、ソフトをダウンロード、インストール後、起動し、ウィンドウを画面の左端や右端に移動させるだけです。

Personal」版は個人利用版で、無料で利用できます。

このソフトは、そんなに難しいソフトではないので、詳しい解説は割愛させていただきます。

以下は「Kaciy Window Operation」の解説です。

概要

Kaciy Window Operation」をインストールし、このソフトのホットキーの設定で、「左に配置」用と、「右に配置」用の2つのホットキー設定を作り、スタートアップに登録します。

以下で詳しく解説します。

ダウンロード

こちらの「Kaciy Window Operation」のダウンロードページを開き、「このソフトを今すぐダウンロード」をクリックして、ファイルをダウンロード(保存)します。間違えてWEB広告をクリックしないようにご注意ください。
保存方法が分からない場合

展開(解凍)

ダウンロードした「kwo_~」(.zip)ファイルを解凍します。
展開方法が分からない場合

インストールと起動

展開して出来たフォルダ内にある、「Install_KaciyWindowOperation」(.exe)ファイルを実行します。

「WindowsによってPCが保護されました」と出た場合は、「詳細情報」をクリックし、「実行」をクリックしてください。

ソフトのインストール画面が出ます。

デスクトップ画面にこのソフトのアイコンを作成したい場合は、「デスクトップにショートカットを作成」にチェックを入れてください。

スタートボタン(デスクトップの左下や下部にあるWindowsロゴのボタン)から起動出来るようにしたい場合は、「スタートメニューにショートカットを作成」にチェックを入れてください。

手動で起動する為には、上記2つのどちらかにチェックを入れてください。

インストール」をクリックします。

「この不明な発行元からのアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」と出た場合は、「はい」をクリックします。

インストールが終わりました。」と出たら、「実行」をクリックします。

全てのユーザーで設定情報を共有しますか?」と出たら、お好きな方を選んでください。
よく分からない場合は、「No」を選んでください。

これで、ソフトが起動し、デスクトップ右下のタスクトレイ内にアイコンが表示されます。
画像
(アイコンのデザインは異なる可能性があります。)

デスクトップ右下のタスクトレイにアイコンが見当たらない場合は、デスクトップ右下辺りにある矢印マークをクリックすると、隠れているアイコンが表示される場合があります。
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矢印をクリックしてもアイコンが見当たらない場合は、PCを再起動したり、ソフトをアンインストールして再インストールしてみてください。

ディスプレイ解像度を確認する

ソフトの設定に現在のディスプレイ解像度が必要なので、以下の操作で、それを把握しておきます。

Windows11、Windows10の場合

デスクトップの何も無い部分を右クリックし、「ディスプレイ設定」をクリックします。

右の欄の少し下の方にある、「ディスプレイの解像度」の値を確認します。

横×縦」形式で表示されています。この値を覚えておくか、メモしておいてください。

その他のWindowsの場合

お使いのWindowsのバージョン + 「ディスプレイ 解像度」でWEB検索してみてください。例えば、「Windows8 ディスプレイ 解像度」のような感じです。

解像度を調べる方法が分かったら、その方法でディスプレイ解像度の値を確認します。

横×縦」形式で表示されています。この値を覚えておくか、メモしておいてください。

設定

タスクトレイに表示されている、このソフトのアイコンをダブルクリックします。

ホットキー」をクリックします。

ウィンドウを「左」に配置する設定を追加する

右にある「追加」をクリックします。

登録名」に「左に配置」等と入力します。(任意の名前)

X」の欄をクリックし、「座標指定」をクリックし、右の数値を、「0」にします。

Y」の欄をクリックし、「座標指定」をクリックし、右の数値を、「0」にします。

少し下にスクロールします。

」の欄をクリックし、「幅指定」をクリックし、右の数値を、お使いのディスプレイの解像度の、横幅の半分の数値にします。

高さ」の欄をクリックし、「高さ指定」をクリックし、右の数値を、お使いのディスプレイの解像度の、高さから「40」程度引いた数値にします。

ホットキー」の欄内をクリックし、ウィンドウを左に配置する為の、既存のホットキーと重複しない、任意のホットキーを押してください。すると、それが入力されます。

下部の「追加」をクリックします。

OK」をクリックします。

ウィンドウを「右」に配置する設定を追加する

右にある「追加」をクリックします。

登録名」に「右に配置」等と入力します。(任意の名前)

X」の欄をクリックし、「座標指定」をクリックし、お使いのディスプレイの解像度の、横幅の半分の数値にします。

Y」の欄をクリックし、「座標指定」をクリックし、右の数値を、「0」にします。

少し下にスクロールします。

」の欄をクリックし、「幅指定」をクリックし、右の数値を、お使いのディスプレイの解像度の、横幅の半分の数値にします。

高さ」の欄をクリックし、「高さ指定」をクリックし、右の数値を、お使いのディスプレイの解像度の、高さから「40」程度引いた数値にします。

ホットキー」の欄内をクリックし、ウィンドウを左に配置する為の、既存のホットキーと重複しない、任意のホットキーを押してください。すると、それが入力されます。

下部の「追加」をクリックします。

OK」をクリックします。

動作の確認

ソフトの設定画面はそのままにしておき、テストとして何かのウィンドウを表示し、アクティブ(選択状態)にし、設定したホットキーを押します。

そのウィンドウの位置やサイズが変更されれば成功です。

2つウィンドウを並べて確認します。

位置を調節したい場合

ソフトの設定画面にて、先程作成したホットキー設定をクリックして選択し、右にある「修正」をクリックし、値を調節します。

X」は、「画面左上」から「ウィンドウの左上」までの「方向の距離」です。
Y」は、「画面左上」から「ウィンドウの左上」までの「方向の距離」です。
画像

X」「Y」は、マイナスの値も設定出来ます。ただし、大きなマイナスの値は設定しない方が無難かと思います。

値の調節が終わったら、下部の「修正」をクリックし、「OK」をクリックし、再びテストしてみてください。

スタートアップに登録する

このソフトの設定画面の、左にある「設定」をクリックし、「Windows起動時に実行」をクリックして、オンの状態(緑色で左寄りの状態)にします。

はい」をクリックします。

以上で全ての設定が完了です。ソフトの設定画面を閉じます。

削除、アンインストールしたくなった場合

デスクトップの右下のタスクトレイ内にある、このソフトのアイコンをダブルクリックし、
出た画面の左にある「設定」をクリックし、
Windows起動時に実行」のスイッチをオフ(グレー)にしてから、
一般的なソフトと同じようにこのソフト(Kaciy Window Operation)をアンインストールしてください。
ソフトのアンインストール方法が分からない場合